「青汁」とは、生野菜を搾った汁
最近は健康食品の中でも、すっかり人気アイテムとなった青汁。その素材も大麦若葉、ケール、明日葉などの緑色野菜を中心に様々な製品が出回っています。
ところで青汁というのは本来どういったものをさすのでしょうか。
辞書には「生野菜を搾った汁」と記されていますが、ポイントは生であること。野菜に含まれるビタミン、ミネラルなどの栄養素は調理(加熱)したものより、生の状態の方が高いという特性を最大限に生かしたのが青汁なのです。
「緑葉菜でも調理(加熱)したものより「生」が有効であり、健康上大切な成分(未知因子)があると考えられる。
この未知因子には既存のビタミン、ミネラルの活性型であり、加熱により破壊されるもの、カルシウムのように吸収利用されやすい形で存在し、加熱により変性するもの、未知の部分で吸収利用されやすい形の加熱による変性を受けやすいものがある。
従って「生」ということは緑葉菜の既知栄養素と未知の因子を含む青汁の「生命」であり、これなくしては青汁の真価の発揮はとうてい望めないのである」
-岡山県倉敷中央病院内科医長「青汁は生が命」という意見書より-